ハンガー・ゲーム下本ダウンロード

ハンガー・ゲーム下

によって スーザン・コリンズ

ハンガー・ゲーム下の詳細

本のタイトル : ハンガー・ゲーム下
作者 : スーザン・コリンズ
カテゴリ : 本
以下は、ハンガー・ゲーム下に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
映画を観てからの読了となりましたが、個人的に意外だったのが主人公カットニスの語り口調だったことですね。そうすると、カットニスの知らないこと=読者も知らない、ということで、パネム政府の思惑やゲイル・ピータの葛藤なども全部カットニスの主観でしか捉えられないのが逆に新鮮でした。同士の殺し合いは、日本でも 「あずみ」「エンジェルハート」「烈火の炎」などでも描かれていますが、これに関してはまた一味違った結末で面白かったですね。そして何より世界観が面白い。バトルロワイアルは展開や舞台が似てはいましたが、如何せん同じ世代に持って来ているのでできることが科学的にも限界があるし、そこにリアリティがありました。しかし、この作品ではCGで作った炎や動物を出現させたり人間を作り変えたりと、考えようによってはファンタジーに近い演出が派手で印象に残ります。栄えたキャピトルと貧しい12地区との対比がまた面白い。比較対象にバトロワを持ち出すのもどうかと思いますが、これだけ騒がれているとしれっと無視しきるのも不自然かなと思ってしまい。読んでいる人間としては一応持ち出してみました。人間関係の描き方がまた繊細でいいです。男女関係はもちろんですが、カットニスがキャピトルに向かう直前の、ブローチを巡るやり取りが心に刺さりました。エフィーの存在感も強烈で、キャピトル育ちの天然毒舌で憎まれ役になるかと思いきや、意外なところに収まりましたね。そして何と言ってもシナが素晴らしい人であったこと。スタイリストの枠を超えてそのあたたかさをカットニスに与えてくれたことと、類稀なるセンスに脱帽です。こういう人間関係を巡る中での戦いがまた際立っていて、バランスのいい内容でした。

0コメント

  • 1000 / 1000